2008年05月28日
バンとひよっ子たち
公園のはずれに池があって、
そのまた一角でバンが
子育てをしていました。
クイナ類やカモなどの
ヒナは可愛くて、
一度ビデオに撮りたいと
思っていましたが、
営巣中の野鳥には
近づかなかったので、
今まで見たことが
ありませんでした。
ところがこのバンときたら、
遊歩道脇ということもあって、
ジョギングの人が走ってこようが、
子供たちが自転車で
ギャーギャー騒ぎながら通ろうが、
おかまいなしに、
ヒナを引き連れて
餌を与えているではありませんか。
しばらく観察した結果
カメラを持ってウロチョロしても
ストレスを与えそうもないと
判断して、ビデオを担いで通いました。
バンはクイナの仲間で、飛べない鳥です。註1)
黒いボディに真っ赤な嘴
そして真っ黄色の足。
脇腹には白い模様をあしらって
なかなかおしゃれ(?)。
生まれたてのヒナは親と同じく
黒い産毛で赤い嘴なんですが
一ヶ月過ぎると毛が生え替わって、
うす茶色になり嘴も黄色っぽくなります。
大きさも親と同じくらいになります。
この状態を幼鳥といいます。
そんなわけで、久し振りに動画をアップしました。
※途中までダウンロードを先行させてから再生した方が安定した映像を見られるみたいです。
映像の中のヒナは生まれて4日〜6日目です。自分でも歩き回って餌を探しています。
途中から登場する茶色い幼鳥は3月20日前後に生まれた子どもです。
3月18日・28日の日記に登場したひよっこです。もうこんなに大きくなっています。
幼鳥はヘルパーとして、新しく生まれた雛たちの面倒を見るといわれていますが
なかなか見ることが出来ませんでした。
今回はその様子も撮影することが出来ました。
もう少し大きな画面で、高画質な映像を、本館HPで配信しています。
註1)こちらでは留鳥になっていて、しかも飛んでいる姿を
見たことがなかったのですが、冬鳥・夏鳥として
扱われている地方もあって、渡りをしているようですので
「飛べない鳥」は間違いでした。すみませんでした。
Posted by 盛田 祥夫 at 18:28│Comments(0)
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