2009年03月04日

猫の「サン太」


昨日、野ネコがいたので写真を撮りました。
さっき、撮った写真を整理していたら、このネコが何年か前に会った、
知人に買われていた「さん太」になんとなく似ていました。

ある日、この知人を訪ねたら「さん太」の代わりに子犬がいました。
「さん太はどうしたの?」って聞いたら
「うん、犬を飼うことにしたから、○○公園に置いてきた」
絶句しました。
あれから、この知人とも会うことがなくなりました。

以下の文は、その年の動物愛護週間のときに、
大事にされている動物たちのニュースを見て、
なんとなく書いてHPに載せたものです。

また思い出してしまいました。。

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我が輩はのら猫で ない。
名前はちゃんとある。名前はサン太である。
太陽が10回昇った前にこの公園にやってきた。
ご主人が野良猫の体験をさせるために連れて来た。

車の中で、いつも缶詰のご飯をくれる奥さんが
「こんなところに放して生きて行けるかしらねぇ」と言ったら
ご主人が「この辺りはネコがいっぱいいるから大丈夫さ」と話してるのが聞こえた。
車から降ろされる時、ちょっと不安になってひるんだら
奥さんが「大丈夫よ、すぐ迎えに来てあげるっ!」と言ってくれた。

おうちの庭にあったベンチに似たものがあったから、座って待ってようとしたけれど
風が冷たいので下に潜り込んで奥さんを待つことにした。
時々車が通るけどご主人の車じゃない。
見えないといけないので、寒いけど道路のそばに行こう。

そういえば奥さんは買い物に出る時いつも「すぐ帰るからね」と言うくせに
なかなか帰って来ないものな。

ご主人がテレビで野良猫の番組を見てた時「たくましいネコたちだな、
うちのサン太にも、こんな経験させた方がいいな」と言ってた。
これは我が輩の 野良猫体験なんだよ。可愛い子には旅をさせろってことだ。
きっとその辺から、見てるのかもしれない。


10回目の太陽も沈んじゃったし、寒いなぁ。
あそこのトイレのモーターの後ろは風も来ないしいいなぁ。
あの白いネコは野良猫のくせにひとりじめだ。
近づいただけなのに、あんなに怒らなくてもいいじゃないの。

昨日ベンチに座ってたのは、絶対奥さんだとおもったのに・・・。
いちもくさんに走って隣に行ったらハンドバックで叩かれてしまった。
我が輩は可愛いはずなんだけどなぁ。
奥さんも奥さんの友達も可愛い可愛いと言って、
イヤだと言うのに抱っこしてたのに。

ちょっと臭いかな。しっぽも足もなんだかゴワゴワしてきたし。痩せたな。
太陽が2つ昇った前に、
お姉さんがお弁当からくれたチクワを食べてからなんにも食べてないよ。 
前にポンと投げてくれた魚の骨、舐めておけば良かったなぁ。
まだ残ってるお弁当を見つけても、強そうな野良猫たちが来て食べちゃうからな。
我慢我慢だ。明日は奥さんが迎えに来てくれる。
おうちに帰れば缶詰のご飯もいっぱいあるし。


御主人様、奥さん。迎えに来て下さい。
降参します。
太陽が何回昇ったか、10個より上は数えれないのでわかりません。
我が輩は野良猫たちのようにたくましく生きて行けないみたいです。
それに、たくましい野良猫なんていません。
たいがいは短い間に人知れず死んでしまいます。
次々に連れて来られるからいつもいるように見えるんです。

奥さん、腹減ったよー。
やっと美味しく思うようになったバッタも捕まらなくなっちゃった。
鳥が落として行った木の実を食べてからお腹も痛くなってきた。

なんだか目がかすんで、遠くが見えなくなってきたよ。
奥さんが迎えに来ても、見つけれないかもしれない。
奥さん、ちゃんと探してね。
前みたいに白くないから、ちょっと灰色のネコを探してね。

おうちに帰ったら、呼ばれても寝てるふりしないし、
読んでる新聞の上でゴロンと横になったりしないし、
洗濯したばかりのシャツの上に寝ないし、
ねぇってば。

我が輩は野良猫じゃないよね。名前はサン太だよね。
 

※9月20日から「動物愛護週間」が始まりました。
この日を実感する動物たちってどれくらいいるんでしょう。(9月22日 記)
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追記(3月5日)

皆様、コメントありがとうございます

この話を聞いたときは、すでに一月くらい経っていたのですが
あの時に公園にサン太を探しに行くべきだったのではないか、
放っておいた自分も同じようなものだと、思っています。
今でもこのことを思うと気が重くなります。
これからもずっと引きずっていく、辛い思いです。

あまり多くを書けません。
申し訳ありませんが個々のコメントの返事とさせてください。




Posted by 盛田 祥夫 at 17:22│Comments(5)TrackBack(0)ネコ

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この記事へのコメント
サン太物語読んでいるうちにとても切なくなりました
その後のサン太はどうなったのでしょうか・・・・・
Posted by 姥桜のかぐや姫 at 2009年03月04日 19:03
姥桜のかぐや姫 さん
話を聞いたときに、すでに一月以上経っていましたが
あの時公園に行って連れ帰ってやらなかった自分も
同じようなものです。
後ろめたさを感じて、いまだに気が重いです。
Posted by 盛田 祥夫 at 2009年03月04日 21:49
2009年3月8日

盛田さん

お返事下さい

もっともっと教えてもらいたいことが沢山ありましす・・・・・・・・・
Posted by 姥桜のかぐや姫 at 2009年03月08日 13:42
盛田さん、お元気でしょうか?
ひさしぶりに、サイトへ伺ったら、サイトの文字が文字化けして読めなくなっていました。
どうかされたのかなぁと、心配になりました。
別館の方は無事のようですが、この記事の後の更新がないようですね・・・
お元気なら良いのですけれど。。。

サンタくんの物語、拝見しました。
盛田さんが、その飼い主と同じだなんてことはけして、無いと思います。
ご自分を責めないでくださいね。
動物を飼うということは、その命に責任を持つと言う事ですよね。
サンタくんの飼い主は、やはり、動物を飼う資格のない人たちなんですね。
哀しいことです。その事で、優しい盛田さんが心を痛めていらっしゃるのも悲しいです。元気を出してくださいね。
また、沖縄の美しい自然に生きる鳥や蝶や、そして、一生懸命生きようとしている野良猫たちのことも、発信して言ってくださいm(__)m
Posted by sizuku at 2009年05月05日 16:16
盛田さんの訃報を、たった今知りました。
悲しみでいっぱいです。
一度もお会いした事はありませんでしたけれど、たくさんの優しさを頂きました。
盛田さん、早すぎますね…
もっと、もっと、やりたい事があったでしょうね…

今はただ、ご冥福をお祈りいたします。
Posted by sizuku at 2009年05月05日 17:28
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